Jewelry Store（ジュエリー・ストア）

Paydayギャングはこの手の犯罪を何度か行ってきました。ワシントンにはこういった店舗が多く、侵入経路は表と裏の両方があるので、下準備がしっかりと出来ているクルーであれば直ぐに内部を制圧できるものと思われます。

ノート： こういった場所のセキュリティは笑い話になる程に酷いが、一歩間違えれば赤字になるような店ならば仕方ないと思うしかないな？近隣のパトロールを増やせば、Paydayギャングの登場により素早く対応できるかもしれんな。

Harvest and Trustee Bank（ハーベスト&トラスティー・バンク）

H&T（ハーベスト&トラスティー・バンク）はワシントン全域にその支店を広げています。主に1階建てで、重厚な裏口、屋根へのアクセスと施錠されたセキュリティ室から操作可能なカメラが設置されているようです。殆どの支店は3名から4名の警備員を雇っており、銀行窓口のスタッフは銀行強盗の際にはシャッターを下ろすように指導されているとの事です。

ノート： H&Tが問題解決に何か手を打っているかどうかは一端忘れよう。我々のチームの新たな訓練施設として、この銀行をモデルにした施設を作るべきだろう。H&Tが今後セキュリティを強化するとは思えんな。なんせ彼らの損失は全て政府によって保障されているのだからな。

Shadow Raid（シャドウ・レイド）

マーキーウォーターが管理する倉庫の一つで盗みが働かれたそうです。しかし、この件に関する公式の被害届は無く、私達が定期的に雇っているマーキーウォーター社員の世間話だけが唯一の手掛かりとなっています。特筆しておくべき点として、この事件後、巷では外国紙幣と古代アーティファクトの流通が爆発的に増えたようです。

ノート： マーキーの奴等はあの夜の事に関しては口を噤んでいる。責められる事ではない。というのも、私達が疑っている程の量の密輸品を輸送していたのであれば、私達に嗅ぎまわって欲しくは無いだろうからな。

GO Bank（GO バンク）

ロバーツ・バンクはワシントンの、主に郊外に幾つか支店を所持しています。基本的には小さい建物で、近隣のコミュニティを対象としているようですね。これらの支店の金庫には限定された種類の物品しか入っておらず、基本的にはタイムロック扉（時限錠）が導入されています。

ノート： 郊外に位置するため、ギャング共はこの場所が簡単な仕事だとでも思っているかもしれない。チームの到着までの時間には感心するが、改善する必要がある。こういった銀行はPaydayギャングの生活の糧・基盤となるものだ、だからこそ今後また襲撃が起こる事も予測出来る。

Diamond Store（ダイヤモンド・ストア）

展示されている高価な宝石とは裏腹に、「Gioielli di Famiglia（ジョイエッリ・ディ・ファミーリア）」は比較的控えめなセキュリティを導入しています。ビルは無数の出入り口が存在し、監視カメラは武装された警備員によって警備室で守られ、無数の警備員が店内を巡回していたようです。

ノート： 彼らはミラノ譲りの気品をダウンタウンの中心部に持ってくる事で、Paydayクルーに襲われる事は無いと考えていたのかも知れない。いずれにせよ、この件で証明された事と言えば、Bain（ベイン）と彼の部下はどんなところであろうと襲う、という事ぐらいだ。容易く横流し出来る高価な宝石はPaydayギャングの標的となってしまうのは、自然の流れと言えるだろう。

Armored Transports（アーマード・トランスポート）

Crime.Netは街の至る所でGenSecの現金輸送車を襲撃しています。彼らの犯罪は事前計画が良く練られており、襲撃の際にはクレーン、トラックを使用し、挙句の果てには爆発物を使って都心部のスカイウォークさえも爆破させています。

ノート： ベインが移動中の護送車両を標的とした所を見るに、GenSecの作戦を内部からリークする人物が居たのだろう。これはつまり、ベインが彼らの組織内に内通者を作ったという事になる。この穴を塞ぐために、GenSecを何らかの方法で支援する事を提言する。

Train Heist（トレイン・ハイスト）

民間の列車であっても、水準を満たす警備をつけているのであれば、軍で使用される武器等を運搬する事は可能です。この列車はハッキングされたシグナルボックスが原因で停車を余儀なくされました。どうやらプロトタイプのRC1自動タレットを運搬していたようです。

ノート： もし高級将校たちがこれ以上試作品の大砲を失いたくないのであれば、民間企業に任せる事をやめるべきだな。Bain（ベイン）が次に何を標的とするか、分からんからな？

Mallcrasher（モールクラッシャー）

監視カメラの映像によれば、破壊行為が主として行われただけのようです。モール内の店舗は破壊されており、強奪が主目的では無かったと思われます。

ノート： Bain（ベイン）のクルーらしからぬ犯罪だな。何か背後に別の意図があるに違いない。この破壊により誰が損をしたのか、誰が得をしたのか、調べる必要がありそうだな。

Four Stores（フォー・ストア）

ダウンタウンの静かな近隣にある4店舗は度々被害にあっています。こういった店舗を狙う犯罪者は基本的に素早く襲撃するように心がけているのか、主目的はレジの金銭と完璧な逃走であると思われます。

ノート： ベインがこういった一件でどう得をするのか分からないが、恐らく他関係者との関係を良好に保つためにやっているのだろう。このエリアはロシア系コミュニティと繋がりがあるからな、この4店舗にはロシア系マフィアのいざこざが関連しているのかも知れんな。

White Xmas（ホワイト・クリスマス）

2014年12月24日の深夜、小さな民間機から救難信号がラジオ通信で発信されていたようです。飛行経路の事前申請が無く、ATC（航空路監視）レーダーにも監視されない低空飛行を行っていた為、墜落現場にSWATチームが派遣されました。彼らがそこで目にしたのは事故現場から意識朦朧のパイロットを救い出そうとするPaydayギャングの姿でした。後に分かった事ですが、飛行機は偽名の企業名で借りられており、回収されたブラックボックスには未確認飛行物体と衝突したと思われる音声が記録されていました。

ノート： もしPaydayギャングがあの現場に居たのであれば、荷物の中に何かあったはずだ。低空飛行していた事から、私はコカイン、あるいは銃器の密輸ではないかと考えている。こういった小規模な地方空港のセキュリティを強化する必要があるかも知れん。

Ukrainian Job（ウクライニアン・ジョブ）

これは過去に彼らが行った宝石強盗と同系列だと思われますが、彼らの目的はハッキリしていたようです - 彼らの目的は金庫内のダイヤモンドが装飾されたティアラだったと思われます。このティアラはDimitri Volkov（ドミトリー・ヴォルコフ）によって保管されており、彼の妻が結婚式で着用する予定だったようです。

ノート： 流れ弾から守るべき市民が間に居なければ、マフィアの抗争でお互いを潰し合うのは大いに歓迎なのだがな。

Meltdown（メルトダウン）

波止場横の倉庫はマーキーウォーター民間警備会社との契約がされています。私達は民間人の通報を受け、何らかの事件が発生したと知らされました。残念ながらPaydayギャングがこの場から何を盗んでいったのか、見当もつきません。

ノート： この一件ではマーキー共が通報せず、誰か近くの人間が銃声を聴いたのちに通報した、という事になるな。つまり奴等は何が盗まれたのかを、私達に知られたくないという事だ。奴等がそういった行動に出るのは不吉だ。この傭兵たちにはもっと政治的な力を加えるべきだろうと、私は考えている。盗まれた物が何か重要な物だったのかもしれないしな。

Aftershock（アフターショック）

カリフォルニア州南部で起きた壊滅的な地震の直後、2台のトラックが孤立無援の状態でフリーウェイ上に停車し、強盗被害に遭いました。トラックはシアトル - サンフランシスコ - ロサンゼルスの運送会社「コワルスキー・ハッチ」の物でした。彼らによるとクライアントはロシアのビジネスマンだったそうですが、より詳しい情報を私達が得る前に、オフィスが全焼し、全ての情報が失われました。

ノート： 出没し得る如何なる場所も網羅したつもりだったが、我々はPaydayギャングがロサンゼルスに出現するとは思っても居なかった。だがあのクソ共は確かにそこに居た。数台のトラックを襲撃する、単純な仕事だが、ベインのクルーを西海岸まで派遣させるほどのブツとは一体何だったのだろうな。

Nightclub（ナイトクラブ）

テイストフル・クラブは日曜日のパトロールで常に立ち寄るような場所で、殆どの通報は酔っ払いに関する問題が主でした。オーナー兼マネージャーはDimtri Volkov（ドミトリー・ヴォルコフ） - 当局に告げ口をし、Vlad Kozak（ヴラド・コザック）を引き渡した張本人で、違法カジノの経営も疑われている人物です。Paydayギャングは彼のマネージャーオフィスの金庫から多額の金を盗んでいったようです。

ノート： 普通、私はギャング共が撃ち合おうが知った事じゃないが、テイストフル・クラブは一般人も出入りする場所だ、彼らに危害が及ぶ可能性すらあった。それにしても、奴等はなぜこの特定のロシア人を攻撃してるんだ – 奴のライバルと繋がりがあるのか？

Stealing Xmas（スティーリング・クリスマス）

この事件は、とある警察官が不審な行動をしていた人物を職務質問した所から始まります。容疑者はその場から逃走し、警察官はミッドタウン・モール付近で彼を見失ったそうです。程なくして、モール内で同一と思われる人物が逮捕されました。男性は中途半端なコスチュームでサンタクロースを装い、泥酔していたとの事です。警察官が彼の尋問を行おうとすると、そこにPaydayギャングがモール内に現れ、匿名男性を解放・モールを木端微塵にし、警察官複数名を殺害した後、店舗から手あたり次第に盗んでいきました。彼らは最後に屋根を爆薬で破壊し、モールにあった巨大なクリスマスツリーと匿名男性を連れて脱走しました。

ノート： これは謎だらけの一件と言えるだろう。多くの疑問が残る：サンタの服装をしていた男は誰なのか？ピエロ共と奴の関係は？何故ヤツ等はモールの雑多な物品を盗む為に延々と警察とやり合ったのか？そして何故ツリーを盗む必要があったのか？

Watchdogs（ウォッチドッグス）

この作戦はHector Morales（ヘクター・モラーレス）の協力を得て実行されました。Paydayギャングは当初、モラーレスのコカイン運搬の警護をするように依頼されていました。しかしその真の目的は、彼らを私達が指定した時間と場所に誘き出す事でした。残念ながら、私達はギャングの力量を小さく見積り過ぎていた為、待ち伏せ部隊を持ってしても、彼らを捕まえる事は叶いませんでした。幸いな事に、当局の介入を彼らは気付いていないようです。その後、モラーレスは港のランデブーポイントに彼らを再度誘い、そこで2度目の逮捕が試みられました。

ノート： Paydayギャングを逮捕する完璧な機会があったとすれば、この時以外に無かった。バンに全員が詰められ、包囲されていた訳だからな。ここで全てを終わらせておくべきだった。

Firestarter（ファイヤースターター）

どうやらこの仕事はメンドーサ・カルテルに一撃を加えるのが目的だったようです。ホールディング・カンパニーによって管理されている民間飛行場、地方警察署への襲撃、ハーベスト&トラスティー・バンクにあった大金の破壊工作等が発生しています。

ノート： Bain（ベイン）とCrime.netが関与しているのは歴然だが、誰かに依頼されて行った仕事だと思われる。シナロア・カルテルはメンドーサと数年に及ぶ争いをしているからな。ベインがシナロア共と関係しているのか？

Rats（ラッツ）

武装した護衛に守られ、国外への護送が予定されていた複数名のメンドーサ・カルテルの幹部が暗殺されました。この南アメリカ人達は元々私達と協力し、シナロア・カルテルに関する情報と引き換えに国外への安全な経路が約束されていました。この暗殺事件は他2つの事件と関連している可能性があります – 森林の中にある小屋での薬物製造事件、そしてコブラズ・ギャングの牛耳る近隣での銃撃戦です。

ノート： またしてもカルテル同士の抗争だ。血生臭く、展開がとてつもなく速くなっている。奴等がお互いを潰しあっているだけだとしても、一切の妥協を許さない方針で行くしかないだろう。メンドーサと当局は蜜月の仲とも言える関係でもあるしな。彼らを守り切れなかった事は大事な関係を失っただけでなく、将来的に他のネズミを作りにくくなる事に繋がるだろう。

Big Oil（ビッグ・オイル）

ロシー教授は自らの孤立した研究所で強盗に逢いました。彼は著名な物理学者で、過去数年に亘り常温核融合の利点を科学界に訴えていました – 放射線を発生させない、安価なエネルギー供給方法です。彼のラボがあるマンションは人里離れたところにあり、簡単には入り込めない場所にありました。

ノート： キャピトル・ヒルの議員さんの陰謀の臭いがするな。私が収拾しえる限りの情報によると、ロシー教授は何か素晴らしい偉業を達成する一歩手前だったようだ。もし彼の計画通りに行ったのであれば、良き – あるいは悪しき - 人々に多大な影響を与えたであろう。これは何か重要な糸口となる気がするぞ、Crime.netと政界の繋がりが分かるようになるかも知れない。

Framing Frame（フレイミング・フレイム）

キャピトル・アート・ギャラリーで新たに設置されたシンガポール人のアーティストのエキシビションから絵画が盗まれた、との通報が私達に寄せられました。こういった絵画を密輸する常習犯に聴取を行い、空振りに終わりましたが、その後これらの絵画はとある上院議員の自宅から発見される事となりました。

ノート： この事件には政治家の汚い手垢がそこら中についている。ベインとCrime.netがどれほど幅を利かせているか分かる事件だ。この一件で誰が最も得をしたかは判断し辛いな。この議員の失墜はキャピトル・ヒル内の人員を躍らせ、まるで椅子取りゲームのような争いへと発展している。恐らく何処かの上院議員、下院議員、知事がこの一件で得をしているはずだ。これはPaydayギャングの仕業だとは思うが、この一件は彼らがウォーターゲートのような政治的スキャンダルを起こせる頭脳を持っているという事すら意味している。

Election Day（エレクション・デイ）

市長選挙の投票機が保管されているドックでPaydayギャングの姿が目撃されました。また、投票機が送られた先の倉庫でも同様に彼らの姿が目撃されています。

ノート： 投票機への工作は政治犯罪を示唆するが、これはBain（ベイン）の意図したところなのかもしれない。この街では、疑いの目を向けられた候補者は信用を失う事になるからな。

The Big Bank（ビッグ・バンク）

この銀行に対する強盗未遂事件は数十年前から発生しており、それに関するファイルも山のように存在していますが、誰一人として銀行強盗を完遂出来た者はいませんでした。ベネヴォレントはセキュリティに細心の注意を払っており、彼らの警備は当局が見た中でも最高水準と言えるでしょう。

ノート： あまり彼らを称賛したくはないが、Bain（ベイン）のクルーは教科書通りの仕事をやってのけたと言えるだろう。事前計画から実行まで、考え抜かれた仕事だった。この完成度を考えれば、我々のアカデミーで取り扱うべき事件だろうな。ベネヴォレントはホワイトハウスに恐ろしい程近く、ホワイトハウス周辺にもパトロールの強化を提言する。

Hotline Miami（ホットライン・マイアミ）

Grigori Beria（グリゴリー・ベリア）を標的とした暗殺事件です。彼はロシアマフィアのボスで、別名「The Commissar（コミッサー）」とも呼ばれていました。彼の犯罪歴を調べると、売春、ドラッグ製造、密輸、殺人、銃器の売買等、多数の犯罪に手を染めている事が分かりました。暗殺には2つの場所が標的となっていました。1つ目はコミッサーの部下がよくたむろしていた郊外のモーテル、そして2つ目が高層アパートブロックです。

ノート： どちらか片方に肩入れする訳にはいかない。我々は慈悲を持たぬべきだ。奴等に潰し合ってもらいたい気持ちはあるが、我々も介入する必要がある。犠牲者を減らす戦術で行くべきだろう。なんせBain（ベイン）のクルーが此処を後にした時には、場は戦場跡地のようになっていたのだからな。

Hoxton Breakout（ホクストン・ブレイクアウト）

囚人 – James Hoxworth（ジェームズ・ホックスワーフ） – がヘイゼルトン刑務所に移送される為、あたりには最高水準の警備が張り巡らされていました。Paydayギャングはこの移送を妨害する為、C4起爆による介入に成功しました。その後、彼らはホックスワーフを護送するように移動したようです。また、初動部隊の手をすり抜けた彼らは、そのままの足でフーバービルのFBI本部に向かい、サーバーを奪っていきました。

ノート： ギャングが彼を救出したかったのは明白だろう、そしてヤツが我々から何かを奪いたかったのも間違いないだろう。この件から学ぶことが一つあるとすれば、Paydayギャングを決して見くびるべきではないという事だ。

Hoxton Revenge（ホクストン・リベンジ）

この一件は残念ながら、当局の最も人里離れたセーフハウスの一つで発生しました。強固なセキュリティが導入されているにも関わらず、Paydayギャングは最も大事なアセット – 南アメリカでドラッグ男爵とまで言われ、こちら側に協力していたHector Morales（ヘクター・モラーレス） – を排除しました。

ノート： 当局の歴史に残る汚点だ。我々が持ち得る最高のセキュリティだったが、ピエロ共はそれすらも潜り抜けていった。あぁ...モラーレスと言えば、死んだネズミか？まぁ、アイツは我々にベインを持ってこられたかも知れない数少ない一人だったな。綺麗に告発する手立ては失ってしまったが、ヘクター・モラーレスの死を悼む者は誰一人として居ないだろう。

The Diamond（ダイヤモンド）

マッケンドリック古美術館はショッピングモールの近くに建てられており、開催されるエキシビションを見ようと多くの観光客が街に足を踏み入れます。特に「あの」ダイヤモンドはこの美術館の一番の眼玉と言えるでしょう。美術館は強固に設計されており、侵入経路は少なく設計されていました。しかし、ダイヤモンドに加え、他のエキシビションから幾つかのアーティファクトが盗まれたとの事です。

ノート： 光る石に興味が湧いた事は無いが、Crime.netがその価値に惹かれる理由は理解できる。美術館等に適切なセキュリティ技術を指導する必要があるかも知れない。片手で数える程のショッピングモールの警備員じゃ、求める水準に達する事は出来ないだろうからな。更に、こんな価値のある宝石を捌ける人間が誰なのか、調査する必要がある。非常に特殊な繋がりを持つ人物以外にあり得ないからな。

Golden Grin Casino（ゴールデン・グリン・カジノ）

ゴールデン・グリン・カジノはラスベガスでも特に豪勢な場所でした。ラスベガス警察署の報告によると、Paydayギャングはかなりの下準備を終えて犯罪に及んだようです – ゼッペリン、内通者、リムジンに巨大冷水器が取り付けられた自家製のドリルなどが使用されています。しかし、それでもなお、オーナー達はPaydayギャングが盗んだものに関して不自然なほどに黙秘を貫いています。従業員たちが「奴等はこの建物の心臓を盗んでいった」と語っていましたが、現在に至るまで、保険などの請求書類は申請されていません。

ノート： 奴等の普段の活動区域から離れすぎている為、こちらのチームには「ネバダ州警察が必要とする支援には何でも応じるように」と伝えておいた。Paydayギャングに関する情報はどんな物であっても有益なものとなるはずだ。だが、奴等のこの行動は私を不安にさせる。それは、このハイストが今までで最も綿密に計画・実行された仕事であるという事以外に、彼らは首都の外での活動も視野に入れ出したという事を示唆しているからだ。

The Bomb: Dockyard（ボム：ドックヤード）

クロアチア船「モレッタ」はクロアチア、スピリットから貨物を運搬する重量物運搬船です。身元調査によって行われた記帳のチェックで、どうやら軍用機器を運搬していたことが分かりました。事件発生時、貨物船はサーモバリック爆薬を運搬していたとの事です。

ノート： 波止場というのは常に犯罪のホットスポットだった。海を渡って輸出入されたドラッグ、銃と金の量は計り知れない。この運搬船の身元やクルーが国外の人間だった事を考えるに、このハイストは国外をターゲットにしていたのかもしれない。特に怪しいのがクロアチアだ。これは外国籍の契約者 – 恐らくHorvat（ホルヴァット） – がCrime.netと繋がった事を示唆するものである。

The Bomb: Forest（ボム：フォレスト）

列車というのは船で到着した大量の物品を内陸に届ける役目を果たしますが、介入されやすいという欠点があります。特に一本しか道がない橋を通る際は更なる警戒が必要です。

ノート： 現場は悲惨なものだった。我々の部隊が現場に到着するまでにかかった時間には感心する。帰りの救急車とほぼ同じ速さでの到着だったな。Paydayギャングが街の外で活動の場を広げている – これは不安な傾向だな。

Art Gallery（アート・ギャラリー）

キャピトル・アート・ギャラリーはワシントンDCでも先進的なギャラリーで、エキシビションは17世紀のスウェーデン人が描いた名画からモダンなシンガポール人が描いたポップアートまでを取り揃えています。この絵画泥棒はその内モダンな名画のみを多数強奪していきました。美術品の盗難は昔から純利益が高いと言われています。盗み、密輸、贋作などのブラックマーケットが後を絶たない理由とも言えるでしょう。

ノート： ギャラリーは小規模で出入口が多く、故に侵入経路も多い。天窓は特に侵入を許しやすいだろう。「悪評により来客が増える」という利点を考えるに、ギャラリー側はセキュリティを強化する必要性を見出してないかもしれないな。

Scarface Mansion（スカーフェイス・マンション）

とある明朝、マイアミ・ビーチにあるソーサ・カルテルのマンションが襲撃されました。発見された遺体の一体はマイアミのソーサ・カルテルのボスである「Ernesto Sosa（エルネスト・ソーサ）」に酷似しているとの事です。押収された監視カメラの映像により、襲撃犯はPaydayギャングだと判明しました。

ノート： 何故マイアミのソーサを討つためにPaydayギャングは動いたんだ？我々は地元の法執行機関と連携し、彼らの関係性を調べる必要があるな。

The Alesso Heist（アレッソ・ハイスト）

GenSecアリーナはGenSecの今後の舵取りを見せる場所 – 最新鋭の投資金庫を見せる場所でした。事件はスウェーデンのDJである「Alesso（アレッソ）」氏のコンサート日と合わせて行われています。

ノート： これはピエロ共が生意気な行動に出た事件だ。奴等は巨万の富を得たが、反対にGenSecは多くを失った。どうやら奴等は内通者を雇っていたようでもある。我々はこれ以上GenSecがあんな風に出し抜かれるのを黙って見ている訳にはいかない - バックステージに入れた人間全員を洗いざらい調べさせる事を提言する。

Counterfeit（カウンターフィット）

ミスター・サマーズとミスター・ジョーンズを逮捕した後、彼らがフロリダ州ペンサコーラで数年ほど偽札の偽造を営んでいる事が判明しました。恥ずべき事ではありますが、地方警察は彼らの犯罪行為に全く気付いておらず、Paydayギャングの襲撃が無ければ、誰も彼らの偽造には気付かなかっただろうと言う者も居ます。有難い事に、このクソったれな事件は私達の管轄外なので、私たちに責任が飛び火するような事は無いであろうと考えられます。

ノート： ミシェル・サマーズとウィルソン・ジョーンズ。この頭が切れるクソ共が、ペンサコーラ郊外の地下でどれ程長い間偽札偽造を営んでいたのかは神のみぞ知る事だ。ワシントンの外で行動するのはPaydayギャングらしからぬ行動で、恐らく南へと向かうこと事態に意味があったのかも知れん。この情報から何を導き出せるかは分からんが、奴等はどんな種類の犯罪でも行うという事だけは分かった。

Cook Off（クック・オフ）

林の中にある此方の無人の小屋は以前から立ち入り禁止となっていました。市の情報によると、この小屋には構造的欠陥があり、解体が予定されていたとの事です。その立地条件から犯罪的行為にはうってつけの場所だったのでしょう。捜査班の調査によると、この現場は自家製の麻薬製造所と化していたようです。また無数の窓が存在する為、遮蔽を利用しながら抗戦するという事が可能であったとみられます。

ノート： この案件で奴等ギャングは、自分たちがどれほどタフかという事を証明してみせた。こちらがどれ程SWATチームを波のように送り込んでも、奴等は小屋をバンカーの様に守り、街中を溢れ返させる程のヤクを製造してしまった。

First World Bank（ファースト・ワールド・バンク）

朝早くから発生したこの銀行強盗は、Paydayギャングの最も古典的で、得意とする仕事であったと言えるでしょう。建物の奥まで侵入し、ギャングはサーマイトを使って金庫内に侵入しています。警察部隊が銀行入り口を包囲している最中に彼らはC4爆薬で隣接するオフィスに爆破・侵入し、銀行強盗を完遂し、現地の指揮官が気付く前に逃げ切っています。内通者がいた可能性があり、現在彼らと繋がっていそうな人物を調査中です。

ノート： 何で我々はこれを監視していなかったんだ？クソったれ、ワシントン地区で最大の銀行の一つだぞ - 奴等が襲撃するのは目に見えていたじゃないか。そして、あの逃走・・・指揮官がどれだけ頭でっかちかが分かる事件だ。もしかしたら、人員を入れ替える必要があるかも知れないな。ベインは私達が無防備な所を打って出た、そしてその甘さ故のツケがこれだ。

Murky Station（マーキー・ステーション）

マ―キウォーターの事となると我々警察署も多くは分かっていません。しかし、彼らは自らが行っているビジネスの重要性を理解しているようです。車両基地を極秘裏に所持し、自由に事業を展開するというのは生半可な覚悟では成し得ない事です。しかし、彼らはそれをやってのけ、我々が逮捕に踏み切り、攻め入ろうとした頃には既に計画を別の場所に移動しているのです。

ノート： マーキーウォーターが世界中で事業を展開し、この合衆国内にある極秘の車両基地を経由して品々を輸送しているのはよく知っている。Paydayギャングが傭兵機関の事業に介入したのはこれが初めてではないし、これが最後になるとも思えん。

Boiling Point（ボイリング・ポイント）

ロシア連邦捜査委員会はあの材木置き場で何が起きたのかを調べるための我々の捜査要求を完全に拒否しています。しかし、とある情報提供者により、彼らの秘密の研究所で非人道的な実験が行われていた、という情報は得ています。

ノート： これは厄介な出来事だ。とてつもなく、な。ロシアで何があったのかは知らんが、Paydayギャングの関与は疑いようが無い。ただ、どこまで関与していたかは分からず、真実を追い求める我々の動きは全て制止されてしまっている。マッケンドリックに一応捜査の糸口を見いだせないかと連絡はしたが、待ってはいられないな。

Goat Simulator（ゴート・シミュレーター）

現場に到着した警察官は言葉を失うほどの衝撃を受けたそうです。Paydayギャングはホンジュラス・カルテルとの大規模な銃撃戦の真っ最中で、近隣には大量のヤギが走り回っていたそうです。現場に居たヤギの一体を調べてみたところ、直腸内から袋詰めにされたコカインが発見されました。

ノート： このクソ犯罪者共は、今や何でもありだな – コカインをヤギの体内に入れて運ぶってか？どちらにせよ、これはピエロ共らしからぬ行動だ。ぞんざいで、稚拙な犯行だった。最終的には大金を手に入れられたかも知れないが、奴等の仕事のやり方と一致しない。背後から何者かが糸を引いていたに違いない。権力があり、影響力のある人物だ。ゴミ箱に隠れていたロシア人は口を割ろうとしないが、遅かれ早かれ全てを話す事になるだろう。

Santa's Workshop（サンタズ・ワークショップ）

工場地帯というのは昔からこう言った手の犯罪行為の温床となっています。そして建物が古ければ古い程、より凶悪な犯罪が起こる事が多いようです。私達は新しいコカインが巷に流通しているという情報は得ており、その出所を調べている所でした。現場に残された証拠品から、どうやらこの現場でコカインは切り分けられ、袋詰めされ、流通経路へと渡ったようです。

ノート： こういった古い工場跡地は、この手のクソが集まる繁殖場だな。そして何より奴等は作業員にエルフの恰好をさせていやがった。どれだけ頭がいかれれば、そんな妄想じみた事を実際にやらせるんだ？どちらにせよ、大量のコカインが都心部へと新たに供給がされたのは明白だ。ピエロ共は私達が追えるだけの証拠を残してはいかなかったが、痕跡を辿っていけば何か見つけられるかも知れんな。

Car Shop（カー・ショップ）

最近トイヤー販売代理店は最新モデルの車両「ファルコギーニ」を入荷していたようです。代理店は開けた造りをしており、複数の出入り口があったようです。ファルコギーニの盗難は代理店がまだ営業中の夕暮れ時に発生しました。更に特筆するべき点は、強盗団は渋滞した経路を回避する為、代理店付近の道路を爆破し、閑散としていたトンネルを脱走に利用しています。

ノート： Paydayギャングはハンドルを握っていても、拳銃を持っている時ほど危険なのは変わらないようだ。Paydayギャングと車道でやりあう必要があるなら、より多くの資金や人員の投資が必要となるだろうな。

Biker Heist（バイカー・ハイスト）

ライオンの巣穴

OVERKILL MCは数年程ワシントンDCの外で活動しており、他のバイカーと同様、OVERKILL MCは自らの犯罪歴を誇りとしているようです。The Elephant（エレファント）と呼ばれる人物との繋がりが示唆されている為、2年前から我々は彼らのクラブハウスの動向を伺っていました。

ノート： これが我々の知る所だ：「Tom "Rust" Bishop（トム・ラスト・ビショップ）」は元仲間のバイカーを裏切り、ピエロ共の一員となったが、その結果OVERKILL MCの怒りを買った。OVERKILL MCは報復としてマイクと呼ばれる人物を捕縛し、ラストが現れるのを期待していたようだ。彼らの作戦は成功したが、失敗したとも言える。ラストは確かに誘き出せたが、彼の横には新しいお仲間が付いてきた。2つの勢力は戦闘となり、我々の持つ勢力では太刀打ち出来なかった。最終的にPaydayギャングはメカニックのマイクを救出し、脱出して果せた。

介入

貨物鉄道は合衆国の経済を支える基盤で、石炭や石油を全国に送り届ける為に必要不可欠です。貨物列車は昔から貨物鉄道ライダーと呼ばれるギャングやホームレスに手を焼いており、彼らは貨物列車に無断で乗り込むことで知られていました。しかし貨物列車を使って物品を運ぶというのは、OVERKILL MCらしからぬ行動であり、より詳しい調査が必要な物であると思われます。

ノート： スコット・サガノ（OVERKILL MCクラブハウスの一件で逮捕した男）が提供してくれた情報によると、あの貨物列車には先端技術を搭載した武器が運ばれていたという。ピエロ共が現れる事は分かっていたから、バイカーの計画を阻止しようと部下を配置していたのだが、残念ながらピエロとバイカーの両方から受ける攻撃に我々は撤退を余儀なくされ、武器の確保も出来なかった。ただマスクを被った奴等が、ヘリで逃走する様子を黙って見ている事しかできなかった。

Panic Room（パニック・ルーム）

まだ建築段階だったとあるビルがこの銃撃事件の現場となっています。現地警察が現場に向かうとPaydayギャングを発見し、そこからは悪夢の様な出来事となりました。後に行われた我々の分析班の現場検証によると、ビル全体が爆薬で破壊されたようです。何処かの誰かがデカい獲物を狙っていたのは間違いないと思います。

ノート： ピエロ共は最悪だ。此処で奴等が何を欲しがっていたのかは分からないが、建造物へ被害は甚大だった。これが彼らを止めなければいけない理由だ、出来るだけ素早く、な – こんな略奪者共のせいで、これ以上我々の街を混乱に陥れさせるわけにはいかん。

Brooklyn 10-10（ブルックリン10-10）

ニューヨーク州ブルックリンの裏路地は犯罪者たちの銃撃戦が発生した場所で、地方の警察隊では彼らを止める事は出来なかったようです。こういった規模の事件はこの街では過去数年発生していなかったようです。

ノート： 目撃者は重武装をしたピエロのマスクを被った数人を目撃したと語っている。Paydayギャングだと思われる。強盗等は発生していない為、彼らがあの現場で何をしようとしていたかは不明だ。

Yacht Heist（ヨット・ハイスト）

ワシントンのマッケンドリック市長が開催した資金集めのパーティーは、ニューヨーク州の港から出航し、その後「小さな身元不明のヨットが近づいて、去っていった」との報告がありました。

ノート： 恐らく何もないだろうが、とりあえず目は光らせておくべきだろう。ワシントンとの関係や、Paydayギャングのニューヨーク州における最近の動向もあるしな。

Undercover（アンダーカバー）

私達が汚職まみれの税務職員であるエイドリアン・スターを逮捕しようとした時、Paydayギャングが介入し、現場に居た警官に発砲を開始しました。私達はスター氏が隠れていた車両がクレーンで空高く持ち上げられ、向かいの放棄されたモーテルの屋上に落とされるのを、指をくわえて見ているしかありませんでした。SWATが派遣され、建物内になだれ込みましたが、Paydayギャングは目的を完遂するまで耐える事に成功してしまいました。我々がやっとの思いで建物を制圧した頃には、ミスター・スターは虫の息でした。サーバーも紛失しており、画面には2500万ドルもの大金が追跡不能なアカウントに送られていました。

ノート： Paydayギャングの奴等はどうやってこの取引が行われる情報を得たんだ？奴等はどういった情報網を持っているんだ？ミスター・スターへの暴行は容易に想像できるが、彼らの素性を考慮しても暴力的と言わざるを得ない。この街がどれほど腐敗しているかを確かめる必要がある。こんなクソみたいな状況でまともに仕事をしろ、という方が無茶だからな。

Slaughterhouse（スローターハウス）

I-45を南方に向かっていた独立軍事企業「マーキーウォーター」に所属する護送車が交通事故に遭い、経路から外れてしまったようです。直後に車両は何者かにより襲撃され、食肉加工場に落とされたそうです。そこでPaydayギャングは幾つかの物品を強奪していったとの事ですが - マーキーウォーターは強奪された内容物に対しては黙秘を貫いています。

ノート： この二つのグループの抗争は白熱してきているようだ。マーキーウォーターは世界中で事業を展開しようとしているが、Bain（ベイン）とヤツの部下には対応できていないようだ。まず間違いなく、マーキー共は何らかの方法で報復に出るはずだ。彼らと協力しあう事は可能だろうか？

Beneath the Mountain（ビニース・ザ・マウンテン）

定期的に政府の請負業者となっているマーキーウォーターは近年、合衆国内外の古い軍事基地を購入しています。その内の一つがブラック・リッジの施設です。古くは空軍バンカーとして使用されていましたが、現在はマーキーウォーターの指令センターとしての役割を担っています。設備は彼らの特殊部隊によって守られており、計画指令の幾つかは此処から発信されているようです。この施設では他に訓練施設、技術開発施設、そして人事部としての役割も担っているようですね。

ノート： 我々はこの件に内部の人間が関わっていると睨んでいる。ブラック・リッジは誰も知るはずがない、グルーム・レイク同様、極秘施設だ。たかだか「ピエロのマスクを被ったギャング共が施設を発見し、標的とした」何てある訳がない。だがそんな事以上に重要なのは、マーキーウォーターがBain（ベイン）とそのクルーに興味を持っている、という証拠を私が手に入れた事だ。（尚このレポートは間違っていた点を幾つか修正してある。）

Birth of Sky（バース・オブ・スカイ）

マーキーウォーターは軍隊で、軍隊というのは物流無くして有り得ない物です。そんなマーキーウォーターのサプライチェーンには目を見張るものがあります。船とトラックは弾薬を輸出して（そして噂が本当であれば代わりに密輸品を持って帰っている）いますが、彼らの倉庫とも言える本当の空輸機はゼウス貨物輸送機Z-170です。戦車から歩兵まで悠々と運べるこの輸送機が密輸品で満たされた時、恰好の餌食となりえる事でしょう。

ノート： ピエロ共は大胆だ、それは認めよう。ピエロ共は最初から輸送機に乗り込んでいたに違いない。これはマーキーウォーター内部に、彼らを手助けする人物がいるという事を示唆する。あのクソ傭兵共が何か口を割るとは思えない。奴等は直ぐに口裏を合わせて団結するからな。奴等が裏切り者を見つけたら・・・まぁ、何が起こったかを知らされる事は無いだろうな。

Heat Street（ヒート・ストリート）

ニューヨーク州の街中でPaydayギャングが突如として激しい銃撃戦を発生させました。どうやら彼らは誰かを追う為に街中を走り抜け、ヘリコプターでその人物と共に脱走したようです。

ノート： Paydayギャングがまたニューヨークに現れたのか？あいつ等は何やら特別な人物を此処で探していたようだ。そしてそいつを捕まえる為に、奴等はマンハッタン市内での銃撃戦をも想定していた。この一件は今年起きたブルックリンでの銃撃戦と関連があるのか？

Green Bridge（グリーン・ブリッジ）

グリーン・ブリッジは木端微塵に爆破され、幾つかの囚人護送車がこじ開けられました。どうやら、またPaydayギャングの仕業のようです。ただ目的が誰であったのかは断定が難しいですね - 行方不明となった全囚人にはギャングや、ギャングの周りとの繋がりを示唆する関係性は見つかりませんでした。

ノート： 誰かを救い出す為だけに巨大な橋を爆破するなんてな。連中は合衆国の犯罪史上、前代未聞の事をやらかしている。我々は奴等を止めなければならない、直ぐにだ！

Alaskan Deal（アラスカン・ディール）

降雪止まぬ午後、アラスカのアンカレッジにある波止場で不可思議な事件が発生しました。地方警察によると現場で傭兵「Vernon Locke（ヴァーノン・ロック）」の姿を目撃したそうです。しかし、彼がこの件にどう関与しているかは依然として不明との事です。生き残った現場の法執行機関によると、Paydayギャングが追跡不能の貨物船に乗り、姿を消していったそうです。この事件に関する情報を当局は求めており、新たな情報提供を受け付けています。

ノート： 何かが分かりつつあるが、まだ全体像が見えない。全ての点がどう繋がるかは分からないが、これらの事件は関連しているに違いない。アラスカの一件以来、「裏切り」という言葉が囁かれているが、まだ確証に至っていない。全く、腹正しい限りだ。

Diamond Heist（ダイヤモンド・ハイスト）

ガーネットビルはワシントンDC内でも特に巨大なビルで、ガーネット・ビジネスのCEO「Nathan Garnet（ネイサン・ガーネット）」が所持する王冠とも言える存在です。上流階級（と犯罪者）の間では、ワシントンのこのビルには、ガーネット氏の個人的な財産であるダイヤが保管されているとの噂があり、Paydayギャングにとっては格好の標的となりました。近年発生した事件で、それらの噂は事実であったという事が結果的に判明します。強盗事件が発生した後、ガーネットの株は暴落し、破産申告無しにはガーネット・グループそのものの存亡が危ぶまれる状況となりました。この調査報告を書いている現段階でも、ミスター・ガーネットは個人（と公の場）で事件に関する声明を出しておりません。

ノート： これはPaydayギャングが事実上、未だに底なしの強欲に突き動かされる、ただの泥棒の集まりに過ぎないという証明だ。悪評さ、狡猾さ、技術力を持ってしても、やはり奴等は単なる盗人でしかなく、それが奴等を破滅させる原因となる事だろう。奴等がこの餌に喰いついたという事実は、後に我々が奴等を止める作戦と一致する。だが、この事件のタイミングは少々奇妙と言えるだろう。ガーネット・グループの関与に「何か」違和感を覚える、が、私はまだその全容を解明するに至っていない。

Reservoir Dogs（レゼボア・ドッグズ・ハイスト）

合衆国にはファミリーと呼ばれる犯罪者は多々居ますが、カボットはその中でも特に有名で、彼らは数十年活動を続けています。彼らは捜査かく乱の為にメンバーを「色」のコードネームで呼び合い、黒いスーツにネクタイという「ユニフォーム」の着用を習慣としているようです。これらの服装や行動により、彼らは集団で発見されやすくなるが、混乱の最中では彼らの人数と個人が特定し辛くなるという利点があると言えます。とは言え、彼らが表舞台に出る為にファミリーの資金を使用した事例は指折り数える程度にしかありません。彼らの特異分野の一つは宝石品強盗と宝石品の流通であり、この得意分野がPaydayギャングと彼らを結び付け、2017年12月14日のロサンゼルスで発生した銀行強盗において、理想のパートナーとして協働していたようです。事件は現在進行形で地方警察により捜査され、出どころ不明の事前情報により、ハイストが計画通りに進行しない様に介入する事が可能でした。（しかし、ロサンゼルス警察は介入直後の血みどろの戦闘を阻止する事は叶いませんでした）。目撃情報によれば、関与していた不特定多数の犯罪者（数人はPaydayギャングのマスクを被っていたとのこと）は生存し、車両と徒歩に分かれて無数の宝石を強奪したとの事です。また最近確定した情報ですが、この事件の内容はPaydayギャングが重要視していると思われるワシントンDCで発生した襲撃事件と似通っているとの事です。

ノート： ロサンゼルス支部は何時もレスポンスが遅いからな。奴等は未だに事件の全容を何処の、誰から聴いたのか、その匿名人物の特定にすら至っていない。ロサンゼルス支部の奴等の「全力の努力」とやらは、ほぼ、意味を為していない。誰一人として逮捕に至ってないじゃないか。

Brooklyn Bank（ブルックリン・バンク）

度重なる彼等らしからぬ行動ではありますが、2017年12月21日、Paydayギャングは何処からともなくハーベスト&トラスティー・バンクが経営するブルックリン・バンク支店を標的としました。この強盗事件は謎が多く、Paydayギャングは金庫内の金銭には殆ど手を付けておらず、金庫内の床が爆破され、恐らく出所不明の何かを盗んでいったのだと思われます。ロサンゼルスで発生した事件の直ぐ近くで起きた強盗事件というのは偶然かもしれませんが、Paydayギャングが合衆国内を徐々に網羅しつつあるというのは見過ごせない事実です。ロサンゼルス支部と連携していますが、現時点で成果と言える程の物はありません。

ノート： 銀行の基盤は20世紀初頭に流し込まれたからな、盗まれた物体はそれほど古い物に違いない。現在、金庫室の床下に埋まっていた物、建築計画からは不自然な物は見つかっていない。何故今になって奴等は標的を変え始めたんだ？ワシントンDCでの襲撃と関係があるのか？

Breakin' Feds（ブレイキン・フェッズ）

Payday捜査班周りのセキュリティに懸念を募らせていましたが、今回の事件はその証拠とも言えるかも知れません。何者かが我々のオフィスに侵入し、証拠保管室に侵入し、Simmons（シモンズ）上院議員のオフィスから押収した物を幾つか強奪していったようです。恐らく先日不起訴となり釈放されたシモンズ上院議員が何らかの形で繋がっている事は明白で、偶然の一致とは思えないものの、証拠はまだ見つかっていません。現在Paydayギャングの関与は裏付けられていないものの、その関与は強く疑われています。過去にシモンズ上院議員とギャングの関係性は調査されましたが、確かな証拠は依然として見つかっていません。また、我々のセキュリティエキスパートによると「匿名」の人物が我々のコンピュータシステムにハッキングを試みた痕跡があるとの事です。つまり、我々が得たシモンズ上院議員の情報も第三者によってもたらされたブラフである可能性があり、我々の捜査の邪魔をし、更にはリーダーである「Bain（ベイン）」を失ったPaydayギャングの為に時間を稼ぐのが目的だった可能性さえあります。

ノート： 無し

Henry's Rock（ヘンリーズ・ロック）

我々は政府が契約しているマーキーウォーターの施設「ヘンリーズ・ロック」を調査するように要請されました。この施設では米軍に代わって幾つかのトップシークレットの計画が行われていましたが、不意にPaydayギャングに襲撃されたとの事です。今回、彼らの目的は過去の計画で使用された物だったようで、倉庫のデータベースシステムもハイスト中に侵入されていました。事件後、FBI特別捜査官ブライアン・ペインターズが施設長を事情聴取しました。マーキウォーターによると、内部工作員の働きにより、Paydayギャングの目的を完遂する事を阻止出来た、との事です。施設長は今後同様の事件が起きないように、セキュリティを強化する事も約束して頂けました。

ノート： このレポートは過去の事務的な情報伝達不足により発生したミスを幾つか修正してある。

Shacklethorne Auction（シャクルトン・オークション）

ボストン警察署は先日Paydayクルーが関与したと思われる、未承認のオークションで発生した事件のレポートを報告してきました。オークションでは近来発見された「シャクルトン遠征の難破船」に関連する骨董品を扱っていました。現在この事件が、これまでピエロたちが起こした事件と、どう繋がりがあるかは不明です。

ノート： これらの物品がどれだけ貴重であろうと、密輸する際の手間を考えると、盗んだ理由が分からない。もし奴等の目的が金であるのならば、もっと簡単な獲物があったはずだからな。

Hell's Island（ヘルズ・アイランド）

一般人から、西海岸にあるマーキーウォーターが所有する古い放棄された刑務所から銃声がした、との通報を受けました。目撃証言によると複数のヘリが辺りを飛び回っていたそうです。しかし地方警察はこれら全てのヘリの所在と所属を掴めておらず、捜査は困難を極めています。

ノート： この件をどう捉えていいか分からない。マーキーウォーターは我々に開示したくない建物を幾つか所持しているが、これはBain（ベイン）と関係があるのか？

The White House（ホワイトハウス）

Paydayギャングは世界恐慌を利用して、ホワイトハウスに侵入し、何かを盗もうとしていたようです。彼らがPaydayギャングであるという事を考慮しても、彼らの大胆さには驚かされる限りです。しかし今回はそれが命取りとなりましたね。監視チームと戦術チームが密に連携し合う事で、ピエロたちの悪行には終止符がうたれました。彼らとの銃撃戦の結果、ギャングのメンバーたちの射殺が確認されました。Paydayの首謀者である「Bain（ベイン）」も、彼の犯罪手法とは似つかわしくありませんが、現場で他のメンバー同様に射殺されたとの事です。その後、他のギャングメンバーも逮捕され、彼らの度重なる犯罪は終わりを告げる事となりました。

ノート： あのマーキー共の不手際のせいで、もう少しで失敗する所だったな。もしかしたら、もう私も潮時なのかもしれんな。